豊島さんのコラム「シックハウスの豆知識編」

入居前にチェック

入居前にチェック

シックハウスとは、建物が原因での「めまい」「吐き気」「頭痛」「平衡感覚の失調」「呼吸器疾患」などのいろいろな症状が表れて、住んでる人が体の不調を感じる事です。

ご存知ですか!?初春の3月や初秋の9月が入居の時期に「オススメ」なぜかというと・・・この時期は、冷暖房などの空調機器を使わず部屋を締め切らないで過ごせる季節♪原因になる『汚染物質』は新築時に多く放散されます。その時期に機械換気ばかりでなく、窓を開け自然の風を心地よく入れて、部屋の空気を入れ替えられるからです。

入居前にも!入居の2・3日前、できれば1週間前から窓を開けての換気、換気扇を回すなどの放出対策が効果的です。

『備えあれば憂いナシ!』

空気の通る家

空気の通る家

シックハウス症候群とは、建物が原因での「めまい」「吐き気」「頭痛」「平衡感覚の失調」「呼吸器疾患」などのいろいろな症状が表れて、住んでる人が体の不調を感じる事です。ご存知ですか!?

低濃度建材だけでは、解決しきれない!?なんと!、外の空気と入れ替えなければ約10年以上も空気汚染物質は滞留し続けると言われています!

もちろん、使用する【自然素材・低濃度建材・塗料・接着剤】に注意するのは大切な事です。でも、何より大切なのは『空気をキレイに!』するコト。室温が高いほど放出量も多くなります。夏の強い太陽の日差しを遮断する為に【スダレ】の設置、これから家を計画されてる場合は【庇】も有効です。

そして、『風の通る家!』窓が大きくないと・・・ではなく小さくても充分!『風の通り道』を考えてみて下さい。自然に換気ができるコトで、家の空気中に放散をし続ける空気の汚染物質は家の中の空気が動くコトにより外の空気と入れ替わります。

花粉アレルギー対策 1

花粉アレルギー対策 1

シックハウス症候群になりにくい体質・・・アレルギーに強く?過敏にならない体質でいられるよう注意をすることも必要ですね。この季節、特に今年は『花粉』がいつもの数倍!飛散するようです。今まで反応のなかった人でもいつ『花粉症アレルギー』になるかはわかりません。

そこで普段の簡単な住まいのお手入れにも少し気をつけてみませんか?花粉が多く飛ぶのは『午前9時~午後3時』です。『早起きは三文の徳!』というようにいつもの掃除を朝のまだ人が動く前に!床に溜まっていたホコリ、花粉も舞い上がってなく効率的です♪乾燥しているとホコリや花粉も舞い上がりやすいので、加湿器などで空気に湿気を伴わせて塗れ雑巾やモップがおすすめ。

掃除機の場合は、本体を外に出してお使いください。せっかく吸い取った細かい粒子も掃除機のおしりから排気風と一緒にまた排出されてしまいます。ご注意くださいね。

花粉アレルギー対策 2

花粉アレルギー対策 2

花粉シーズンも半分が過ぎ去り・・・安心し始めていますよね♪実は、花粉を飛ばす植物は多種で、特徴も飛散時期も異なります!

日本は南北に細なが~い国、地域により異なるのは当然です。ただ多くの地域に存在し、手強いのが『スギ花粉』でも桜の開花が始まる頃には落ち着き始めます。小康時期のはずなのに、まだ症状が治まらず「なんで~(涙)」と思う事はありませんか!?実は、この時期が次の花粉飛散最盛期の始まり!それが 『ヒノキ』です。

実はスギとヒノキは花粉の構造が似ているのです!スギに比べ飛散量は少量ですが、すでにスギ花粉が体内に堆積しているので少量でも反応しやすく、まだ安心は出来ません!!また、スギよりも遅れて集中的に植林されたヒノキは今後、益々増えると言われています。ヒノキの後にも地域によっては『イネ科』、『ブタ草』等の花粉飛散期も控えています。

『花粉』は決して『スギ』だけではないのです。ただ、どの花粉に反応するかは体質によって違ってきます。『花粉』の室内対策は?前回コラムの掃除方法をまめに実行するくらいでしょうか!?いや、実は他にも対策?住まい自体を気にかけるコトにより改善策はあるのです♪それはまた次回のコラムへ「つづく」です。

代表取締役 豊島 潔
代表取締役 豊島 潔